国語力について
国語力が原因で他の教科が伸び悩んでいませんか?
同じように勉強しても良く伸びる子と、そうでない子がいます。その差はいったい何だと思いますか。
国語が80点取れる子は80点の力で5教科を勉強しています!
国語が20点の子は20点の力でしか5教科を勉強できません。
国語がよくできる子は国語以外の科目も教科書を読んで自分で理解します。文章を読み取る力、「読解力」があるからです。一方、国語が苦手で読解力が低い子は、自分で読んでも内容を正確に読み取ることができません。差がつくのは当然です。学力を伸ばすために必要な力は「読解力」です!
「中学生の約3割、高校生の半数以上が教科書が読めない」
全国の中学生・高校生を対象とした「基礎的読解力調査」の結果です。(『AIvs教科書が読めない子どもたち』新井紀子)国語の教科書に載っている評論や小説などの比較的難しい文章の話ではありません。理科や社会の教科書に載っている普通の文章が正確に読み取れていないというのだから、驚くばかりです。その背景にあるのは子どもたちの活字離れ、読書離れです。 テレビやゲームばかりでは考える力は育ちません。本を読む作業は主体的にかかわらなければならず、テレビやゲームのように楽ではありませんが、文章を正確にたどってゆくことで「考える力」「読解力」が身についてくるのです。
本は最高の知的教材です!
本は読解力をつけてくれるだけでなく、好奇心をかき立て、興味をもたせ、考えさせ、そして感性をも豊かにしてくれる、まさに最高の知的教材です。読解力は高度で、かつ応用的な力です。一朝一夕につくものではありません。小学生のうちに本に親しみ、読書の習慣を身につけておきましょう。高学年や中学生にになったときに、その力は花ひらくはずです。花丘塾では「速聴」という手法で本を読んでいます。朗読音声を聴きながら目で本を追ってゆくので、読書習慣がない子でも楽しく本を読んでいます。